大変な「卒対」には工夫が必要!
幼稚園や保育園、公立小学校などには、卒園(卒業)対策委員会、通称「卒対」というものがあります。卒園ないし卒業する子どもを持つ保護者のうち、有志が記念アイテムや謝恩会などのセッティングを行います。“対策”委員会だけあって、やるべきことは多岐に及びます。通常、じっくり1年かけて準備をします。
ところで「卒対は面倒くさい」という意見を聞いたことはありませんか?確かに、時間的余裕が少ない上に、やることが多い卒対は非常に大変な役です。特に現在は、共働きの家庭やシングルマザー・シングルファザーの家庭も増えています。子育てだけではなく、介護に追われている人も少なくありません。卒対になったから、卒対のみに注力できる!というわけでは決してありません。そのため、「大変・面倒くさい」というイメージや意見が出やすい状態です。
しかし、いくつの工夫をするだけで卒対はぐっと楽になります。卒対をつつがなくすすめていくには、どのようなことに時間がかかるのかを知り、対策を練る必要があります。
卒対は最初に、大きな難関があります。それはメンバー選出です。ここですぐに決まれば良いのですが、多くの場合そうはいかず、じゃんけんで負けた人など消極的な選出になってしまうことがほとんどです。
ここで時間を節約するには、自らメンバーになることが重要です。立候補すれば当事者意識が強くなります。同じ仕事に取り組むとしても「どうせ私には関係ないし…」と思うのと、「これは私にも関係していることだ!」と思うのでは、後者の方がずっと能率が上がります。やる気があり、てきぱきスムーズに動かすことができれば、それだけで卒対に関する時間はぐっと減らすことができます。また、忘れてはいけないのはリーダーを任命することです。何かトラブルが発生した際に「誰に連絡すればいいの?」と慌てないためにも重要です。
次に時間がかかることは記念アイテム関係です。どのようなアイテムにするのかという点が最も時間がかかるでしょう。定番アイテムはいくつかありますが、オリジナリティ・実用性・思い出に残る、この3点を重視しておすすめのアイテムは、オリジナルタオルです。
「オリジナルタオルなんてどうやって作るの?」「業者に頼む予算は無いけど…」と不安に思うことはありません。少ない枚数でもOKの激安タオル印刷サービスを利用することで、誰でも簡単にタオル制作を依頼することができます。
タオルは家だけではなく学校など外出先でも利用できます。記念アイテムは実用性が低くなりがちですが、タオルならそのような心配はありませんね。
他にも、謝恩会を行う場合はその手配も重要です。会の時期は被ることが多いため、卒対メンバーが決定してすぐに会場の確保をすると良いでしょう。レストランや貸し会議室を利用することが多いです。公立の園や学校の場合、先生は公務員であるため、外部会場を借りての謝恩会に参加できないことがあります。前年の例を確認しましょう。
卒対は仕事量が多く、時間的余裕が少ないため、大変だと感じがち。しかし、何に時間がかかるのか?どのような工夫ができるのか?ということを把握するだけで、卒対での業務を効率的に行うことができます。子どもたちの門出を祝い、悔いなく卒園・卒業できるようにしましょう。