妊娠が分かったら流産対策が必要
妊娠して流産してしまうのは、実は原因があります。一度流産してしまうと、また妊娠した時に流産してしまうかもとお悩みの方も少なくないでしょう。しっかりとした流産対策が必要です。
流産は不育症の延長にあると考えられています。不育症とは聞きなれない言葉です。不妊症は妊娠しずらい体質の事を指しますが、不育症とは妊娠は可能だが、出産までに流産してしまったり、死産になってしまう症状があります。習慣流産と同じ意味でつかわれる事があります。
2008年からは厚生労働省で研究班も設置されています。その原因の一つとして染色体の異常が関わっていいると言われています。とは言え5%程度の関わりと言われています。解剖学的因子では、子宮の形状が大きく関わっていると考えらています。特に多いのが子宮筋腫。子宮筋腫は生殖可能な年齢の女性の内20%〜50%と言われ比較的割合が多いと言えます。中にも中隔子宮、子宮動脈奇形、子宮発育不全など様々な原因が挙げられますが、流産の確率が最も高いと言われているのが中隔子宮です。中隔子宮での確率はなんと60%と非常に高い数値と言えます。しかし、不育症の原因と言われるものの氷山の一角です。様々な要因が重なり合う事もあります。自分の身体の状態を知る為にも前もって医師に相談しましょう。